こころ・からだ

ADHDの治療薬処方のための検査、受けたくなーい!!

5歳の時にADHDと診断された息子。
今回、心理士さんからの勧めで大きな病院で診察を受けた結果、お薬の処方を受けることになりました。
息子はADHD&自閉症スペクトラムだった!?

処方されるお薬は「コンサータ」で、事前に採血と心電図の検査が必要です。
しかし、息子はこの「検査」が怖い。何をされるのか、他の人が受けている様子を目で見てもよくわからず、とにかく拒否します。

とくに注射は、見通しの立たなさと痛みに対する恐怖で暴れるため、押さえつけられるという恐怖が上乗せされて、断固拒否する覚悟でいるようです。予防接種ですらこうですから、採血は針が刺さっている時間が長い。これはどうすればいいのか悩みに悩んでいます。

まずは、採血や注射の何が怖いのか聞くと「痛い、押さえつけられるのが怖い」とのこと。目隠しすることで、針に対する恐怖を克服したという事例を見たので「目隠ししたら怖くないんじゃない?」と聞いても「嫌だ」の繰り返し。

そうこうしているうちに、検査当日。朝1時間だけ学校に行き、9:30に病院に行くために迎えに行きました。まずは、精神科の先生とお話し。もうとにかく落ち着かず、診察室中動きまくりです。もう息子の不安がどす黒い靄のようにあたりに立ち込めている感じ・・・。

だんだん先生との会話も出できるようになってきたところで、先生から「このまま検査しちゃおう!」という提案が。本来のスケジュールは10:00に診察を受け、16:30から検査という予定でした。この段階は10:00の診察。

息子は案の定全力で「いやだー!!!!」
しかし、看護師さんと先生と私で根気よく褒め、なだめ、「押さえつけない、すぐに終わる」と説得することで、まずは採血の椅子に座り、腕を台に乗せ、血管を見やすくする駆血帯を巻くところまで行った!!

もう後は針差して3秒くらいで終わりだ!と思いきや、どんなにやっても血管に針が入らない!!息子はついに「痛い、いだーい、やめてー!もう帰るー!!!」そして、針が腕に刺さった状態で暴れ始めたので、ついに先生が羽交い絞めに・・・。

あああ、痛みと押さえつけの二重苦に・・・。

なかなか血管に針が入らないのを調べてみると、私がご飯を美味しいといって食べる息子を甘やかし、ぽっちゃりになってしまったから・・・・。血管が見えないわ、幼いと血管がプリップリですぐ逃げるみたい。

結局この検査は断念し、予定通り16:30にまた来ることになりました。しかし息子は「絶対もう来ない、絶対もうやらない!!」と泣いて暴れて訴えます。そりゃそうだよな・・・。でも受けなければ処方を受けることができない。

このお薬って、誰のために飲むんだろう?正直息子のためと思えなくなってきた。周りの大人が息子を御しやすくするためだけなのでは?大人になってから、薬での治療が必要だと思う場面は多々思いつくのですが、子どものうちからそんなに抑えなければならないのだろうか?

たしかに勉強が周りの子と同じように進まないことは確かですが、計算も漢字も好きなので、勉強のやり方さえ変えれば楽しく覚えていくのに・・・。

そう感じていましたが、ひとまず検査を中止して学校に送り届けたとき、先生から「1時間目は気になっちゃったのかソワソワしちゃって全然ダメでしたね。」とのこと。
ダメだったか、そうか、ダメか。なんだかこの言葉が本当に心にグサッと刺さりました。

やっぱり、他の事同じようにできないと、先生も周りの子どもたちも大変ですよね。息子だけが特別扱いでぬくぬくしているだけじゃダメですよね・・・。そう自分に言い聞かせていたら、身体から力が抜けてしまった。

そうこうしていると息子が学校から帰ってきました。早速、「じゃ、1時間後くらいにまた病院に行ってみよう!!!」と明るく言うと、「嫌だ、嫌だー!なんで俺は2回も(採血を)やんなくちゃいけないんだよー!!!1回やったからいいじゃないかー!!!」と大泣き大暴れ。

それに対して私は、止めるでも抱きしめるでもなく、「しょうがないよー。1回目は採った血が少なかったからさー。もう1回やんないとだめなんだよー。暴れたくなったり待つのが嫌だったりするのが治る薬をもらうためには、身体が元気かどうか血を採って調べなきゃいけないんだよー。」と、抑揚をつけずに淡々と繰り返しました。

「じゃぁ、病院に行ってお話しするだけだからね!注射はしないんだからね!」と息子。しかし、これに便乗して「お話しだけ」と嘘をついて連れて行き、病院で検査をするとバレれば、号泣と大暴れは更に悪化することが目に見えているので、「わかった」とは絶対に言いません。

私「母ちゃんはそれに対して絶対にうんとは言えないよ?だって行けば検査するもん。」息子「嫌だ、嫌だー!」これを延々と繰り返します。話を聞く耳がちょっと開いたかなと思った瞬間には「検査できたら恐竜のたまご、10個買っちゃう!」とか、「今日だけ特別、YouTube2時間見ていい!」とかご褒美を差しはさんだところ、1時間後にやっと車に乗ることができました。

病院に着いて、車から降りるのもだいぶ渋りましたが、ご褒美で何とか処置室へ。心電図検査は「痛くないよ?お、線がたくさんつながって、ロボット復活みたい!リラックスの体制がいいね!」などなど、わけわからん褒め殺し戦法でなんとかクリア。

いよいよ採血!
これは長々説得しましたがタイムアウト。結局体の大きな先生に抱えられてベッドに寝かされ、看護師さん含め4人に押さえられて終了。

その間息子は、「ちょっとだけ離して、ちょっとだけ離して!!」と叫び続け、針が刺された痛みも感じなかったようで。以前までの叫びは過呼吸を起こすほどでしたが、今回は号泣程度。他の方にしたら何が違うんだというレベルですけど(笑)

終わった後もすぐにスッキリ笑顔に切り替わり、気持ちの変化がとても早かった。何よりも、終わってから「ありがとうございました。」って言えた!!!!もう私が号泣するかと思ったわ。

今回は、たとえ避けられなくても、最も満足できる状況まで到達できなくても、少しでも多くの時間、息子が納得に近づく時間を持つことが、恐怖心や不安を取り除くことにつながると学べました。

頭ごなしに押さえつけず、対話が大事!!

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