子育て・教育

学校の勉強って何のためにするの?

「学校の勉強って何のためにすんのよ?」
ついに息子の口からこの言葉が出ちゃいました。これはまずい。勉強が嫌いになりかけている証拠か?

1.まず、子供は勉強の何がキライなのか把握してみる。
2.どう苦手やキライを克服するのか。
3.勉強が嫌いで、避けて通ると大人になってどうなるのか。
4.小学校で学んでよかったと思うこと
⓵国語
⓶算数
⓷理科・社会
⓸音楽・図工
⓹体育

1.まず、子供は勉強の何がキライなのか把握してみる。
息子は文字を書くことがとても苦手。1年生の1学期に学ぶ文字は、平仮名と数字です。平仮名はスラスラ書けないので、国語の勉強が嫌いになりかけちゃっているみたい。

「数字」はほとんど一筆書きで書くことができるので覚えるのも早かったです。同時1桁の計算も覚えました。ルールとしてはあまりよろしくありませんが、息子は「4」も「5」も「7」も一筆で書きます。

私は、計算ができることの方が重要であると思っているので、ここを指摘してやる気をなくすくらいなら無視しています。私は本来、こういう些末なことを気にする性格なのですが、息子がADHDとわかってからは小さなズレは気にしないようにすることができるようになりました。

息子はとくに、自分から頑張っていることに対して、横やりが入ることを極端に嫌います。「『5』は上の横棒から書くんだよ」と言った瞬間、それまで楽しく解いてきた計算ドリルなのに、「もういい!もう絶対にやらない!オレが、オレが・・・、こんなに頑張ってやってるのに!」と、あまりの悔しさにひとしきり暴れた後、泣き出します。そして以降はどんなに褒めてもなだめてもすかしても、絶対にやろうとしません。

勉強は楽しいほうが効率がいいに決まっています。覚えもよくなると思います。余計なストレスは極力排除しないと人一倍ストレスを感じて、「算数」そのものを嫌いになってしまいます。ただ毎回気を遣ってやっていると、本人はいい気になって生意気なことを言ってきたりするので、そこはコテンパンに怒ります。

もうその時点ではそうとう甘やかされて算数を楽しくやってきているので、ちょっとやそっと怒られたくらいじゃ嫌いにならなくなります。すべては導入部分。初期段階の対応次第。どんなにイライラしようが、腹が立とうがグッと我慢して、些末なミスは無視して、好きになるまで付き合ってやれば、学習意欲がグイッと伸びます。

これはなにもADHDだからというわけではないと思います。子供が勉強を好きになるかどうかは楽しいかどうか、やりたいと思うかどうかだと思っています。楽しければやります。楽しくなければ嫌いになります。生まれつき自己犠牲を原動力にする人はおそらくいないと思います。

2.どう苦手やキライを克服するのか。
勉強について、「地頭がいい子」はいると思います。でも「勉強ができない子」はいないと思っています。「できない」と思われている子は「嫌いだからやらない子」なんだろうと思っています。

文字を読むのが苦手で問題が解けないなら、音で聞いて「問題を解く」楽しさを覚える。自分の考えを書いて文章にできないなら、話して記録して人に聞いてもらうなど、まわりのみんなと同じやり方でできないなら、自分が楽しく学べるやり方を試してみるといいんじゃないかなと思います。

小学校の勉強は、これからの人生の学びにおいて、まさに「導入部分」。ここで嫌いになったらよっぽど地頭が良くない限り、先の人生において勉強で苦労するように思います。我が子にそんな悲しい思いはして欲しくない!

3.勉強が嫌いで、避けて通ると大人になってどうなるのか。
旦那、やり玉に挙げてごめんね。

小学校で学ぶことがどう人生に影響するのか、私は旦那との生活で毎日実感しています。旦那は勉強が大嫌いで、小学校からはよく脱走していたそうです。中学校もろくに行かず、当然高校へも進学しませんでした。

家業を手伝うためなら、「義務教育」をおろそかにしてもやむを得ない。そんな時代であり家庭でした。勉強が嫌いになったのは旦那のせいではありません。しかし教科学習はもちろん、小学校で学ぶべきことを疎かにすると、当たり前にできることができなくなってしまいます。

まず、字が書けません。ご祝儀の自分の名前が間違っていました。これを見て以来、荷物の送り状、祝儀・香典、職場や役所への提出書類などは私がすべて書いています。

次に、いつも話がまとまりません。主語が無いどころか、冒頭部分の「誰が、いつ、どうして」がなく、「何が〇〇した」といきなり言われてもなんのことかわからないのが会話の9割です。会話の途中で「誰が?」「なんで?」「いつ?」と質問を挟むことで、やっと話の内容がわかります。これ仕事中とか緊急を要する内容だったら厳しいなぁといつも思います。

最後に、衛生的な価値観が低い。カビが生えたモチを平気で人に食べさせようとする、トイレは汚れていて当たり前などなど枚挙にいとまがありません。

もう一回言っとこう。旦那、やり玉に挙げてごめん。
でも周りの人たちがとても助けてくれたそうで、とても優しく好かれる人柄です。実は旦那の話し方は、楽しくいつまでも会話を続けることができる特技なのかもしれません。友達が多いのも、納得です。

4.小学校で学んでよかったと思うこと
学校の勉強と言えば、国語・算数・理科・社会など各教科の学習がメインだと思っていました。若いころは「意味あったのか?」と思ったこともありましたが、今となってはどれも一生懸命やっといてよかった!と思います。

⓵国語
作者や登場人物がその時どう考え、どうしたのかを教えてもらうことで、人の気持ちや行動の理由を考えるようになります。それが思いやりや、正しい言葉の選び方につながっていると思います。また、知っている言葉が増えることで、自分の気持ちや状況をわかりやすく伝えることができるようになります。

教科書に載るお話は、切なさや悲しみの感情が後に残る作品が多かったのかなぁと思います。悲しいことや切ないことに触れると、より相手の気持ちを考え、そうならないようにするにはどうすればいいかなと考えるようになるんだろうと思います。

⓶算数
足し算・引き算・掛け算・割り算はいつまでも使いますので、当然必要です。高校に入ってから数学がダメになったんですけど、私は算数で勉強が好きになりました。

考えても考えてもわからない問題があって、その日は諦めたんですが、次の日にもう一度その問題に挑戦したら、ふぁぁぁぁぁっとまるで霧が晴れるかのように答えがひらめくことが何度もあって、「うわー!気持ちいい!この感覚をまた味わいたい!!」と勉強の虜になりました。

本当にこの経験は気持ちが良かった。これは算数・数学でしか味わえないですね。同級生と計算ドリルの問題数や解く速さを競い合えるのも良かった。息子も計算が楽しいようで、私に何度も100マス計算で挑んできます。

今、息子は文章問題を読むことが苦手ですが、音読すれば理解して回答できるので、早く文字を読むことに慣れてもっと難解な問題に挑戦できるようになったら、もっともっと勉強が楽しくなるだろうなと今から楽しみです。

⓷理科・社会
人類誕生、産業革命、ルネサンス、アヘン戦争、壬申の乱・・・。高積雲、月の動き、電磁石、モンシロチョウの卵・・・。

うわー、全然覚えてない(笑)「もう一回どんな出来事だったのか勉強しなおしたい!」と思うものばかり。こうやって調べてみると、小学校のたった6年間で、膨大な量の経験・体験ができるんですね。人類の失敗も成功も知ることができます。動植物の体の仕組みや生き方から、何かとんでもなく重要なことに気づくんじゃないか!?なんて我が子に期待したりして。

この頃は英語は中学校からでしたから、その前に「自分に合った暗記の方法」も学びました。私の場合は、「暗記ぺン」で重要な言葉どころか、教科書ほとんど「てにをは」以外に線を引いて丸暗記してました。だから今覚えていないんだろうな(笑)

⓸音楽・図工
息子にはたくさんのことを経験して、自分が心底ハマれるものを見つけてほしいと思っています。何が得意なのか、歌が心を豊かにしてくれるのか、絵で大人を感動させることができちゃうのか、誰も見たことのない造形物を生み出しちゃうのか、私たち親だけでは、そんなにたくさんの事柄に触れさせてあげることができません。「学校」はそれが叶う最高の場所です。

⓹体育
正しい体の動かし方を学ぶことはとても大切だと思います。ただいまの息子は、体幹が弱すぎて体を自分の思い通りに動かせず、だいぶぽっちゃり・・・。気を抜けばゴロゴロ寝っ転がっているし。

幸いにもビビりなので、危ないところに登ったり、無茶な体制で遊具を使ったりしませんが、ふと思い立って変なことしようものなら即ケガするんだろうな!!

体育はせっかく通常学級の子たちと一緒にできるのに、それが嫌なのかやりたがらないそう。小学校1年生の体育は、ほとんど遊びみたいなものだからやればいいのにと思ったのですが、「縄跳び」や「トランポリン」など、それこそ体幹や基礎体力を鍛えるものが多いようで、どうも苦手らしいです。

私が小学校低学年の時もたしかに球技などはなく、ジョギング、上り棒(今は封印)、うんてい、縄跳び、跳び箱、簡単なマット運動など、身体の動かし方を学ぶみたいな感じだったかなぁ。体を動かすことが好きだったので嫌ではありませんでしたが、息子は嫌みたい。

ここは慣れるのを待とうと思います。

結局小学校の勉強って、文字の書き方や数字の数え方を教わることはもちろん必須なのですが、たくさんの出来事を暗記したり、課題や問題に行き当たった時に、何をどう考え、どう行動すればいいのかという「頭の使い方」や、「視点の変え方」、「問題を乗り越える楽しさ」などが自然に身についていくんだと実感しています。

息子はとても良い環境に恵まれました。これらを、親兄弟だけじゃなくて、たくさんの先生や子供たちと勉強できるんだから、学校最高!

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