こころ・からだ

仕事を辞めたのは「適応障害」になったから

今日は、【仕事と適応障害】について書いてみます。
わたしは17回の転職を経験してきましたが、最後の就業先も1か月前に辞めました。その原因は、ストレスによる「適応障害」の発症です。
その仕事内容は以下の記事でご紹介しています。
ついに病んじゃいました。だから逃げます!会社辞めます!
ここでは、いろいろな困った症状が出てから「適応障害」と診断されたその後を書いてみました。

1.適応障害とは
2.気になりすぎて眠れない
3.落ち込んだと思ったら、突然の号泣
4.体に力が入らない
5.その後、心療内科受診
6.休業から退職
7.まとめ

1.適応障害とは
特定の出来事がとてもつらくて耐えられない状態になり、気持ちや言動、体調に現れることで、仕事や家事、学業など社会的機能がうまく機能しなくなる状態のことです。厚生労働省のホームページにも紹介されているんですね。心のケアについてのページがあったなんて知らなかった。それだけ悩む方が多いということでしょうか。

私の心や体にどのようなことが起こったのか、具体的に書いていきたいと思います。

2.気になりすぎて眠れない
【不眠症状・強迫症状・アルコール依存】
このお仕事先は「イベント企画会社」でした。私はある班の「サブリーダー」として、クライアントから依頼を受けた案件を担当しながら、チームのタスク管理、クレーム対応、各種申請の取りまとめなど、多くの業務に忙殺されていました。

担当するイベント企画案件は、夏休み前など多い時で10件以上が同時進行していた時もあり、「絶対に間違えてはいけない!」と常に気を張った状態が続きます。例えば、直前で人数変更が入った場合、弁当の個数の変更は弁当屋さんに伝えたのか、貸し切りバス会社に人数変更を伝えたかなど、当日始まるまで気になる。10個も案件が重なっていれば、毎日毎日ずーっと気になる。

この気になることが過剰になっていくと「強迫症状(OCD)」という症状の名前もついていますね。鍵をかけたのに、少し離れたら「鍵かけたっけ?」と気になって家に戻り、確認してまた離れると「ガスの火を消したっけ?アイロンつけっぱなしじゃなかったっけ?」など次々に心配事が出てくる。手を洗っても洗っても汚れている気がして、長時間手洗いをしてしまうなど、いくつも症例があるようです。

この頃の私は、お酒を飲まないと眠りにつけず、眠っても夜中に「明日の弁当の個数あってたっけ!?」と飛び起きます。会社のデータにリモートアクセスできませんので、確認のしようがありません。1つ気になり始めたらあれもこれもすべてが気になり、眠れなくなります。案件がいくつも続くので、ひと区切りつくまで、長いと1か月半くらい続きます。

もちろん、当日変更や突発的なトラブルはつきものですが、それへの対処はむしろ得意な方です。しかし、事前準備に関しては弁当の個数など1個2個間違っていたとしても、その場で間に合わせればよいなど軽く考えることができません。なぜなら、怒られるから

私は「怒られること」が怖くてたまりません。普通の人たちはけっこう怒りや不満を顔や言葉に出すんですね。私はそれをいちいち気にしてしまう。これも心の問題のようですが、これについては今度書きます。

3.落ち込んだと思ったら、突然の号泣
【自己肯定感の喪失と拒否意識】
仕事では、何度も何度も確認してミスをしないように全力で取り組んでいましたが、その分息子のことをおろそかにしてしまっていました。

保育園の行事で水筒やエプロン&三角巾など、持っていくものの準備を忘れてしまうことはほぼ毎回。気を付けることはできるはずなのに、なぜかメモを取らない、確認しない。意識がそこに残らないんです。ここは罪悪感で自分を責めまくりました。でも次回には忘れてしまう。

こっからやばい症状が一気に噴出しました。

息子に申し訳なくて、「自分はダメ母だと」毎日落ち込んでいました。とにかく職場に行きたくない。人に会いたくない。車に乗りたくない。食事の支度も、洗濯も掃除もしたくない。体が重くてしょうがない。旦那にあたってしまうこともしばしば。保育園の先生からの忠告に「こっちだって忙しいんだよ!」と怒鳴りそうになる。

それでも息子には笑顔で接したかった。それもできなくなってきた気がしたある日、職場のトイレに入った途端、グワーッと泣きたい気持ちがこみあげてきて、出た声が「ヴワァァァァァァァァ!!」というこの世のものとは思えない鳴き声。違う、泣き声。もう火が付いたように泣きじゃくりました。タオルで口を押さえつけたので、外に漏れずにすみましたが。

4.体に力が入らない
【頭痛・しびれ・吐き気】
この頃頻繁に出ていたのが片頭痛。まず、目の前にモヤモヤしたものが出て視界が一部欠ける。「なんだこの見えづらさは」と思っていると、そのモヤモヤがキラキラしたギザギザの歯車になる。10分~30分でどんどん大きくなり消えると、頭割れるかと思うくらい強い頭痛に襲われる。市販の頭痛薬じゃまるで収まらない。

これは「閃輝暗点」と言って、脳の中枢(視覚野)の血管がストレスによる緊張で縮み、視覚にキラキラが現れます。そのストレスがなくなってホッとすると血管が広がって血流が多くなる。そうすると、周りの神経を刺激して頭痛をおこすらしいです。

職場で上司との打ち合わせを終えた後、自席から立ち上がろうとしたら、ついに腰砕けに床に転がった体が痺れて力が入らず、頭痛と吐き気がひどい。バックヤードに這っていってソファに何とか横になった。そしたらもう泣けて泣けてどうしようもない

脳みそがどうにかなっちゃってんのか!?と怖くなって旦那にソッコー電話して迎えに来てもらい、病院に直行。初めてのところだったのですが、先生に話を聞いてもらったら「わたしもよくなるんですよー」と「頭痛」の症状だけ受け取ってくれて、CT撮って「緊張型頭痛」と診断。筋肉の緊張を取る薬をもらいました。

5.その後、心療内科受診
薬を飲んで緊張が解けたら、もう家事も仕事も本当にやる気がなくて、布団からも出たくなくなった。こりゃ根本的な解決がなされていないと思い、自分で心療内科を探して受診しました。

部屋に入って、ああとてもキレイな先生だな、先生のデスクにティッシュの箱があるなと思った瞬間涙がボロボロ止まらない。他人の前でこんなに泣いたのも赤ん坊以来じゃないかね。泣かない子供だったそうだから。ここで「適応障害」という診断が初めて下りました。「職場でのストレスが原因で3か月の休養が必要」という旨の内容が記載された診断書をもらって帰りました。

6.休業から退職
職場に戻り、診断書を提出して休業することは決まりましたが、上司は「いつから休業」というのをまるで決めてくれず、2か月放置!!!診断書の3カ月が切れるわ!
らちが明かないので理解してもらえる同僚に抱えている案件を分散して担当してもらい、「明後日から休業します!」と無理やり休みました。

1カ月後、体の調子はとてもよくなりましたが、どうしても職場に行きたくない。3カ月たっても変わりません。職場は今のところまわっているようだし、あんなに好きだった仕事もまるで興味を失っていましたので、そのまま退職しました。

仕事を辞めて約1か月、人にはできれば会いたくないなくらいが続いています。別の業種であっても仕事をする気になっていません。休校中の息子の勉強見て、ガーデニングやって、自分も勉強。洗濯と掃除はなんとかやっていますが、料理と洗い物が嫌でしょうがない。解解決策は、また今度!あ、今度が2個になってしまった。

今まで全然目を向けてこなかった、「癒されるもの」にも注目していきたいなと思います。

7.まとめ
適応障害は、甘えているということではありません。むしろ甘えられないから、心や体が耐えられないという信号を出すんだと思います。私は子育ても仕事も、心から相談できる人がいません。今もです。

症状は「ストレスによる社会的機能の低下」と幅広いのでたくさんありますが、気分が落ち込む、やる気が出ない、不安になる、頭痛、肩こり、疲労感、など普段感じることがありそうなものが3か月以上続くと診断されるようです。

この症状は、ストレスを感じなくなって6か月以上は続かないそう。ということは、この先半年続くかもしれないのか!これはまずい。お金が尽きる。

完璧主義で、神経質で、プライドが高い私は、仕事や育児がうまくいかないのは「頑張りが足りないからだ」とか、疲れが取れない、頭が痛いのは「根性が足りないからだ」と自分を追い込みまくって「今さえ乗り切れば!」と目先の利益を追求してしまった結果、6か月を棒に振ることになってしまった。

数あるうちの一つだけでも捨てて、「弱音を吐くこと」はとても重要なんだなーと感じました。

これからは、弱音を吐いていきます、適度に。
次回は、「大嫌いな洗い物を片付ける秘策」です。

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