仕事

今までで最高の職場に出会った、というか最高の上司に。でも辞めました、この会社。

病んでしまってやめるきっかけとなったこの会社。でも最初っからそうはなかったんですよ。

まずは、この会社に入ってよかったエピソードをご紹介。なぜなら、今まで半年から3年で転職してきた私ですが、
ここは奇跡的に7年続いたのです。

過去の記事はこちら

仕事、また辞めました。 ー転職しまくり人生の始まりー

私が経験した、ぶっ飛んだ転職先 -携帯電話販売会社ー

《目次》
1.スゴイ上司Sさんに出会う
2.まとめ

1.スゴイ上司に出会う
業種はイベント企画会社です。主に社内イベントをお客様のご希望に合わせて企画・運営する小さな会社です。

この会社はイベントの企画・運営を行う部署と、総務、経理会計の3つの部署があり、私は企画・運営の部署を希望し、配属いただきました。この中でも数名ずつのチームが編成され、チームごとに企画・営業・運営まで行っていました。

私のチームのリーダーは、素晴らしい気遣いのできる方でした。仮にSさんとお呼びします。この方以上に気遣いのできる方に、後にも先にも会ったことがありません。わたしが、「この人のために仕事頑張ろう!」と心底思ってしまったSさんの繰り出す素敵エピソードがこちら。

⓵俺が忙しいわけがない。
イベント企画はブラックになりがち。お客様からタイトなスケジュールで難しいオファーをもらったり、複数の企画の進行が重なるのは当たり前。営業時間内は先方との打ち合わせなどで埋まり、設計や資料の作成、イベントの手配などは営業時間外にすることになります。

この状況で新人のケアレスミスなど絶対に許されないと思い、いつものように先輩やリーダーを質問攻めにしてしまいました。これが心苦しく、リーダーSさんに
「お忙しいところ、当たり前のことばかりきいてしまい、すみません。」
と誤ったところ
「え?俺忙しく見える?おまえ、俺が忙しいわけないじゃん。」
優しさの神か。実際はとんでもなく忙しくても、わかるまで説明してくれました。この人を少しでも楽にさせたい!いや、褒められたい!私はSさんの虜になりました。

チームの先輩方もSさんーの虜になった人たち。みなさんお酒が好きで、打ち上げと言いながらしょっちゅうSさんを囲む会が開催されておりました。この飲み会で、Sさんから仕事の話が振られることはありません。基本的には部下がSさんを質問攻めにするというファンミーティングかと勘違いするような催し。Sさんも偉ぶらず、基本的に自分の成功談よりも失敗談を基本に面白おかしく回答してくれるので、楽しく仲良く「危機意識」が備わっていく。

⓶別室から「それだ!」の叫び
イベント企画はお客様のニーズにこたえるのが基本ですが、先方の企業の課題などを引き出して、より良いものをご提案するのがベストです。しかしこれが難しい。

社内イベントの目的の一部です。
●社員同士の円滑なコミュニケーションを促す
●企業のビジョンを共有する
●社員のリフレッシュ効果 など

そもそも、コミュニケーションがとれていない企業で、参加者全員を喜ばせるイベントを考えるのが幹事1人~2人と私たち。企画の段階で何度も行き詰ります。もう考えても調べても聞き歩いても全然浮かんでこないそんな時、リーダーSさんは気づくのです。で、悩んでいるメンバーと別室へ。しばらくすると別室から「それだ!」というメンバーの叫びが。

Sさんはいつも、全く別の解決策を与えるのではなく、メンバーが考え抜いた案に少し変化を加えることで、解決できると確信させてくれます。もうこれ以上何も出ないところまで悩んだ後なので、解決の糸口が見えたことに、感動がほとばしり、ついSさんにため口パンチ(σ⊙ꇴ⊙)σ

すべての案件はメンバーに共有されますので、このスカっと爽快感は私も漏れなくいただきました。企画について新人がSさんと打ち合わせをするときは、「こういう状況になったらどうするのか」「こういうことを聞かれたらどう答え、どう提案するのか」など一つ一つの局面で起こりうるあらゆる可能性を考えさせ、今できる最上の対処法を一緒に考えてくれます。

これにより、バーチャル経験値が大幅アップします。メインで担当したことがなくても、具体的な事例を提示しながら臨場感たっぷりに紹介してもらうと、自分が担当した気になるんですね。そうすると、実際に自分が案件を担当するころには、すでに(バーチャルで)失敗も成功も経験しているので、「どうすれば失敗しないか」を考える想像力が発動します。

自分で失敗することも大切かもしれませんが、新人だからと練習台を買って出てくれるクライアントなどいません。こちらにしたら数ある案件のうちの一つですが、クライアントからしたらその一回にかけているかもしれないのに、お金もらって「新人なんで、すんませぇーん(/≧ω\)」はダメでしょ。

惚れた上司の下では男女問わず、「この人を悲しませたくない」、「このチームを失いたくない」という乙女な理由で絶対に失敗しない方法を考えるようになります。それでも失敗してしまったら、「みんなでリカバリ」することで乗り越える。全員が全力で成長していける、そんな場所をやっと得ることができたのでした。

まとめ
コミュニケーションの円滑さ、プロジェクトの成功率、これはすべて「想像力」の賜物だと思います。

部下が何を思うのか、顧客の悩みはなんなのか、担当は何がしたいのか、この先何が起こるのか。何をされたら相手は嫌だと思うのか、何をされたら自分は悲しいと思うのか、思いやりも気遣いも助け合いも励ましあいも、みーんな想像力があってこそ。

想像力を育てましょう。

次は最近辞めたお仕事のがっかりエピソードです。

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