こころ・からだ

私達、20歳年の差夫婦 ~観察者羞恥心と正義感~

私は旦那が20歳年上の年の差婚妻です。もうすでにこの時点で価値観にはなかなかの差があるのですが、この新型コロナウイルス感染症流行という緊急事態のもとでは、旦那との価値観の溝が開いたような気が・・・。

《目次》
1.観察者羞恥心と正義感
2.自粛警察になりかけた私
3.黙るか壊れるか?

1.観察者羞恥心と正義感
私はズボラでガサツなくせに、少々正義感が強すぎるきらいがあります。

自分が辛い思いをする分には「悲劇のヒロイン」になった気になれるのでよいのですが(よくはない(;°∀°))、ルールを守らないことによって他の人が嫌な思いをしたり、必要のない迷惑をこうむるのが大嫌いです。で、その原因が近くの人だったり大切な人だったりすると、そっちも辛く感じてしまう。

あ、悲劇のヒロインにはなれませんよ。サバンナでも生きていけそうといわれるくらい強そうに見えるようなので(≧∇≦)。

この感情は、「観察者羞恥心」というようです。

人が失敗してしまったり、人前でひどく怒られたり、恥ずかしい思いをしているのを見たとき、まるで自分が経験したかのような恥ずかしさや不快な気持ちを感じてしまうことを共感性羞恥といっていましたが、実は失敗したり怒られたりした人が本当に恥ずかしいと思っているかどうかは関係なく、羞恥を感じているのは「それを見ている自分」なので、「観察者羞恥心」となったようです。「いたたまれない」という感情ですね。

例1)ドッキリ番組
私はドッキリ番組を見ることができません。たとえだまされた本人が「おいしい」と思っていたとしても、感じなくてもいい恐怖や羞恥心や不快感を与えられているということが耐えられないのです。もう完全に自分に置き換えちゃってる。怒られるのも恥ずかしいのも絶対いやなんで。

ドッキリ~ってわかった瞬間手をたたきながら「Ah~hahahahah!!」って笑う外人のお姉さんとか、心の広さおおらかさが本当にうらやましい。

例2)怒鳴る師匠
ドキュメンタリーで、ラーメン屋などやたらと怒鳴りまくる師匠の下での修行などもダメです。いちいちそこまでキレなければならない理由はなんなんだろう?弟子の根性が曲がっているならまぁしょうがないかと思いますが、TVの場合はけっこうまじめに頑張ろうとしている若者だったりするので、もう見ていられません。

もともと説明が不足しているだけだろうにと思ってしまう。

寡黙で話すことが苦手だけど、ものすごい技術を持っている師匠とかだったらまだしも、テレビカメラに向かってよくしゃべる師匠。そこまでしゃべることができるなら、キレる前に弟子に説明してやれよ。と思ってしまいます。

例3)嫌がらせに対する仕返し
たとえ生き馬の目を抜くビジネス社会でも、「倍返し」をしなければ気が済まないほどの嫌な目に合う場面も無理です。倍返しが成功した後も、モヤモヤがすっきりしません。

最近で言えば、緊急事態宣言のさなかにパチンコとか、距離あけないとか、マスクしないとかダメなんです。ルールを守らないというのは非難の対象なのは当たり前で、加えて「他人に感染させる可能性がある行動」に出るということがどういう心理なのか理解できません。もう言葉が通じないと思ってしまう。

どんなに説明してもわかってもらえるはずがないと思ってしまう。そんな人間恥ずかしいと思ってしまう。いたたまれなくて、何とかしたくなってしまうんです。

高校生くらいのころは人間関係のしがらみよりも正義感重視だったので、前後関係をあまり深く考えずに「悪いものは悪い!」と主張していました。今は言えない・・。なのでまぁモヤモヤしまくりです。10人に1人くらいいるそうです、観察者羞恥心を感じる人。

2.自粛警察になりかけた私
1週間前のことです。旦那から「友人が毎晩行っているらしいので、夜釣りに行く」と言われました。何を言っているのか、この緊急事態宣言のさなかに。

「誰かと集まって一緒に釣りをするわけじゃない。行ってもせいぜい2時間くらい。夜だから自分同様釣りをしている人以外に見られることもない。」とのこと。

そうじゃない。この後、夜釣りに行くことがどれだけ不要不急の外出なのか懇々と説明し、旦那は行くのをやめましたが、心底納得している感じではありません

◆旦那に伝えた「夜釣りがダメだと思う理由」
⓵息子に嘘をつく
息子はたまに言います。「あ~学校行きたいなぁ。お友達と遊びたいなぁ。」その息子に「会社で会議があるから外出する」と嘘をついてでかけようとしました。

→ルールを守れない、息子に嘘をつくなど親としての前に人としての資質を疑います。そしてこのような嘘はいずれ子供にバレる。親の嘘が子に及ぼす悪影響は小さくありません。

⓶見られなければいい
→私みたいな人がほかにもいたら、その人に見とがめられれば、自分だけでなく家族も悲しい思いをする可能性があります。

⓷3密じゃない
→3密じゃないといっても、感染者との接触の可能性が低くなるだけで、無症状感染が確認されている以上、自分が感染していて他人と接触する、あるいはその逆も可能性0ではない。

たった1人と接すれば感染する可能性はある。満員電車で通勤しているから、スーパーは混んでいるのになど、それだって「してもいい」と言っているわけではなく、「避けるべき、減らすべき」と言われていること。避けられるならそうするべきだと思います。

⓸誰と会うわけでもない
→夜釣りなんてどんな事故があるかわかりません。絶対大丈夫ということはないのです。周りに誰もいない海に落ちれば、助からないかもしれません。捜索願いを出さなければならないかもしれません。全国の病院・救急が切迫している中、不要不急の外出で「ケガしました」「海に転落しました」なんて言って仕事を増やすことを最大限避けるべきだと思います。

で、分からず屋の旦那と大喧嘩です。何とか思いとどまらせましたが、旦那はルールを無視するような思考を持っているということがわかってしまって、けっこう心がキツイ。

3.折れるか壊れるか?
これまで「イヤだ」と思ったところは、いいところを思い浮かべることで感謝の念を掘り起こし、ガタガタ言わずに何とかやり過ごしてきた。「ご飯美味しく食べてくれるし」「庭の手入れ上手だし」「私の悪いところは何にも言わずにいてくれるし」

しかし!今回はなかなか致命的な要素を発掘してしまってなかなか溝が埋まらない。
でも、思いとどまったわけだから、夜釣りに行くの。

ここでいらない気を遣えばまたイライラしたりぶつかったりするので、もう何事もなかったかのように振る舞うことにしました。笑顔は4割、いや5割減ですが、コロナウイルス感染症がおさまり、いつもの日常が戻るのを待とうかと思いました。

ここまで溝が深く広いと、言い合って壊れるか、黙ってやり過ごすかのどちらかかなと思います。夫婦といえど、どうせ他人。四六時中愛し合っていられないなら、ここで心の距離を置くのが賢明な気がします。で、しばらく黙っていたら気が楽になってきた。さらにいくつかルールを決めて、それ以上くっつきもせず離れもせずしていたら、それはそれは心が軽くなった。

家庭内別居というものでもありません。
⓵「おはよう」「おやすみ」「ありがとう」の挨拶は必ずすること
⓶物言いが嫌味にならないように、ヒートアップしないように、淡々と極力平常心を保って日常会話を交わすこと
⓷料理・洗濯・掃除を丁寧にやること

これだけでいい感じになりました。この中のどれかだけでもいいかもしれません。黙るのはアンガーマネジメントにも通じるものがあります。

頭に来たら怒りを発する前に6秒待つんですって。そうすると怒りは去っていく。無視じゃなくて、6秒黙る。

これでコロナ離婚は免れたかな?
次回は「アンガーマネジメントはホントに大事。」です。

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