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なぜ本を読むのか、何の本を読むのか ~童話・絵本~

私の趣味は読書、これだけといってもいいくらい。最近は「痩せるために必要な栄養素、労力が少なくて効果の高い運動を調べること」が増えましたが。

<目次>
1.子供の頃好きだった童話の絵本
2.なぜこんなにも「絵本」にのめり込んだのか?
3.もう一回読みたい絵本

1.子供の頃好きだった童話の絵本
私は母親に本を読んでもらうのが大好きでした。毎晩必ず読んでもらっていました。しかしその頃の母親は疲れていたので、読んでいるうちに寝落ちしてしまうことが多くなり、それからは自分で読むようになりました。

お気に入りは「アンデルセン童話」「イソップ童話」「グリム童話」そして最も好きだったのは「日本昔ばなし 100巻」。新しく次々読むというよりは、覚えてしまうくらい繰り返し読むのが好きでした。前回とは違う登場人物(動物)になりきって読んだり、その日の気分によっても感じ方(解釈)が変わって面白かった。

絵本を読むとき、私は「字を追う」というより「その世界に入ること」が得意だったように思います。大人になればたくさんの経験をして、たくさんの記憶を蓄えているので、本の中の世界を想像する材料もたくさんありますが、小さい時はその世界を想像する材料が「絵本に書いてある絵」とたった数年の経験と記憶にしかありません。

小さいころ読んだ絵本の絵は、適度に写実的で本当に存在しそうな、でもきっと見たことのない、美しく、恐ろしく、楽しく、不思議な世界で、子供でも十分にその世界を想像し、のめり込めるものだったと思います。

今でもたまに考えますよ。「竜宮城」って、現実世界にないとは思うけど、私が知りうる情報がないだけで、実は厳重に隔離された特殊な場所にあるんじゃないか、それを保護するためだけに存在する国際機関があるんじゃないかとか(笑)。

この「なさそうでありそうな世界」という価値観は、今の私の読書嗜好に大いに影響しています。ちなみに、「ありそうでなさそうな世界」は冷めてしまうのであまり好きではありません。ごくありふれたストーリーがファンタジックに変わっていくのが苦手。それよりも、現実世界になさそうな存在が「現実世界に実は存在する」証明がなされていくようなストーリーが好き。

探していてやっと見つけました。子供のころ大好きだったけど、今は絶版になってしまったものと同じ挿絵を使っている絵本!
 

よく見るとやはり中古品で、お値段もばらばら。全巻揃えるのは至難の業のようですが、でもいつか揃えたい!

 

2.なぜこんなにも「絵本」にのめり込んだのか?
私は子供のころの記憶がとても曖昧です。よく覚えているエピソードは「映像」で蘇るのですが、どうも「嫌な思い出」ばかり。

良く遊びに行っていた家の兄弟・姉妹の壮絶なケンカだとか、太っていたことをからかわれて言い返している自分とか、万年ビリッケツのマラソン大会で後ろからついてくれた先生の表情とか(先生ごめん)、本当に嫌な事柄は鮮明な映像で蘇ってきます。楽しいことを思い出そうとしてもさっぱり出てきません。

これを書きながら改めて思い返すと、よっぽど強いコンプレックスを感じていたのかなと思います。そう、今でもそうですが、私にとって読書は「現実逃避」なのです。幼少期からって我ながらなかなか・・・。思い返すと、嫌なことが先にあってその日に絵本を読むと、よりその世界にのめり込みやすかったのかなと思います。実際に嫌なことがある日の読書集中力がすごい。

私にとって「絵本の世界に入る」ということは、「読んだ文字が映像になって頭の中に展開する」ということです。私は想像力が豊かではないので、現実からかけ離れすぎていると「共感」が生まれないので、良い映像が浮かんで来ず、さっぱり集中できなくなります。

しかし、ある程度「共感」できるストーリーや絵があると、何度でものめり込みます。

3.もう一回読みたい絵本
やはり長く愛される絵本は、お話も絵も心から素晴らしいと思います。

<挿絵:村上勉>
村上勉さんの絵が今でもとても大好きです。輪郭などかなり大胆に誇張されていますが、そこに子供らしさや人間臭さが表現されていてとてもかわいらしい。しかし細かいところはどこまでも写実的で美しいのです。


だれも知らない小さな国
著者: 佐藤さとる
挿絵: 村上勉
小学3年生の「ぼく」が出会った小人「小法師さま」との物語。


おおきなきがほしい
著者: 佐藤さとる
挿絵: 村上勉
「かおる」が欲しい木。あったらいいなと考える木。


まいごになったぞう
著者: 寺村輝夫
挿絵: 村上勉
迷子になった小象を、いろいろな動物たちが助けてくれるお話。


てがみをください
著者: 寺村輝夫
挿絵: 村上勉
ポストの中で、手紙が来るのを待っているカエルのお話。

<挿絵:佐藤忠良>
この方の絵も大好きです。彫刻家なんですね。


ゆきむすめ
ロシア民話
再話:内田 莉莎子
挿絵: 佐藤 忠良
子供のいないおじいさんとおばあさんが作った雪の少女は、突然動き出し、おじいさんとおばあさんは大喜び。


おおきなかぶ
ロシア民話
再話:内田 莉莎子
挿絵: 佐藤 忠良
おじいさん一人じゃ抜けないほど大きなかぶのお話。

<その他の好きな絵本>

おおきな木
著者: シェル・シルヴァスタイン
挿絵: シェル・シルヴァスタイン
翻訳:本田錦一郎
心を通わせた少年をいつまでも大切に想うりんごの木のお話


ぐるんぱのようちえん
著者: 西内 ミナミ
挿絵:堀内 誠一
ひとりぼっちのぞう”ぐるんぱ”が、失敗しながらも一生懸命お仕事を探すお話。

<番外 息子が好きな絵本>


のらねこぐんだんシリーズ
作・絵:工藤ノリコ
いたずらとは言えないような”悪さ”をしては、反省するを繰り返す8匹ののらねこのお話。細部まで丁寧に書き込まれた絵、ふてぶてしいぐんだんの表情、意外に感動するエンディング。どれをとっても愛しいシリーズです。息子はこれで「ひらがな」をおぼえました。

見れば見るほどまた読みたい名作ばかり。
次回は「なぜ本を読むのか、何の本を読むのか ~小説~」です。

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